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さぁて
夜風を切って帰って参りました
「やべぇよ父ちゃん
なんか魔王来てんだけど」
「どうした息子よ
何寝言を云っている」
ではありません
しかし寒かった
霧のせいですかね
日産のマーチのライトが水滴を照らしだして
ボクの路傍には
いくら寒いとは云っても
飛騨高山じゃないのに
蛙が大合唱してました
凄かったよ
ホント
あれもうちょっと夏になると牛蛙の声が凄いんだよ
というコトで
わかんないヒトの為に続きに載っけておきます
夜風を切って帰って参りました
「やべぇよ父ちゃん
なんか魔王来てんだけど」
「どうした息子よ
何寝言を云っている」
ではありません
しかし寒かった
霧のせいですかね
日産のマーチのライトが水滴を照らしだして
ボクの路傍には
いくら寒いとは云っても
飛騨高山じゃないのに
蛙が大合唱してました
凄かったよ
ホント
あれもうちょっと夏になると牛蛙の声が凄いんだよ
というコトで
わかんないヒトの為に続きに載っけておきます
魔王
こんな夜更けに風吹くなかを
馬をとばして行くのは誰だ
馬には父が子供をしっかり
大事にかかえて乗っているのだ
「どうして怯えて顔をかくすのだ」
「父さん 魔王が見えないの
あの冠とあの長い裾」
「なんでもないよ 霧のながれだ」
「いい子じゃ おいで わしといっしょに
たのしい遊戯をして進ぜよう
きれいな花は岸辺にあふれ
家(うち)には金の着物がどっさり」
「父さん 父さん 聞こえないかい
魔王が小声でぼくに言うのが」
「落ち着くんだよ なんでもないよ
枯れ葉にざわつく風の音だよ」
「いい子じゃ 行こう わしといっしょに
うちの娘によく世話させる
娘ら夜ごと音頭(おんど)をとって
歌や踊りで寝かせてくれる」
「父さん 父さん 見えないのかい
あそこのかげに魔王の娘が」
「見えるよ おまえ よく見えるとも
古い柳がひかってるんだよ」
「かわいい子供じゃ きれいな子供じゃ
いやというなら 無理に連れて行く」
「父さん 父さん 魔王がぼくに
つかみかかって乱暴するんだ」
父はふるえて馬を駆(か)りたて
うめく子供をしっかり抱(かか)え
やっとのことで家にもどった
腕のわが子はもう死んでいた
こんな夜更けに風吹くなかを
馬をとばして行くのは誰だ
馬には父が子供をしっかり
大事にかかえて乗っているのだ
「どうして怯えて顔をかくすのだ」
「父さん 魔王が見えないの
あの冠とあの長い裾」
「なんでもないよ 霧のながれだ」
「いい子じゃ おいで わしといっしょに
たのしい遊戯をして進ぜよう
きれいな花は岸辺にあふれ
家(うち)には金の着物がどっさり」
「父さん 父さん 聞こえないかい
魔王が小声でぼくに言うのが」
「落ち着くんだよ なんでもないよ
枯れ葉にざわつく風の音だよ」
「いい子じゃ 行こう わしといっしょに
うちの娘によく世話させる
娘ら夜ごと音頭(おんど)をとって
歌や踊りで寝かせてくれる」
「父さん 父さん 見えないのかい
あそこのかげに魔王の娘が」
「見えるよ おまえ よく見えるとも
古い柳がひかってるんだよ」
「かわいい子供じゃ きれいな子供じゃ
いやというなら 無理に連れて行く」
「父さん 父さん 魔王がぼくに
つかみかかって乱暴するんだ」
父はふるえて馬を駆(か)りたて
うめく子供をしっかり抱(かか)え
やっとのことで家にもどった
腕のわが子はもう死んでいた
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